2次試験に向けて、インプットは苦手である財務会計を中心に勉強しました。
もう3回目の2次試験です。知識はある程度ついているので、苦手な部分を重点的に勉強しました。
効果的だった勉強法 ~カンニングペーパーを作る~
試験に向けてカンニングペーパーを作るという作業を行いました。といっても、当然カンニングするわけではありません。
カンニングをするつもりで「試験に一冊ノートを持ち込めるならば」と仮定し、自分の苦手な部分をまとめたノートを作りました。
全教科の苦手を1冊にまとめます。なので厳選した苦手問題の参考書が出来上がるのです。
カンニングペーパーなのだから簡潔にわかりやすくまとめなければなりません。通勤電車や仕事の昼休み等のスキマ時間でも見られるようにキャンパスノートではなく、少し見栄えの良いノートにしました。また、後から追加できるようにルーズリーフにしました。
こうして自分だけのカンニングペーパーが少しずつ充実していきます。
この勉強方法の良いところは、自分に必要な知識のインプットが効果的に行えることです。
カンニングペーパーとしてまとめる作業は内容を理解できていないと出来ないので苦手科目の復習を行うことになります。また、それを自分自身が分かりやすくカンニングペーパーとして表現されているので、自分にとって苦手科目だけが分かりやすくまとまったベストな参考書です。スキマ時間を何度も見直しましたし、試験会場でも見直しました。
やっぱり「運」も必要
アウトプットは過去問や問題集を中心に行いました。
「ふぞろいな合格答案」を解いて過去の合格答案との差を見比べたりしました。
2次試験は文章で回答するのでマークシート方式なら正解できる知識があっても、文章として表現できる文章力が必要です。
知識を得る勉強(インプット)と、文章で表現するトレーニング(アウトプット)をどれだけ行えるかが合否を分けるように思います。
あと、「運」も絶対にあります。1教科で苦手分野が1つ出題されても何とかなると思いますが、2つ出題されたら厳しいと思います。診断士試験は出題範囲が広いです。どんな問題が出題されても大丈夫というスーパーマンもおられると思いますが、私は「運よく」合格できたと自覚しています。結果的にこの年に合格できたのですが、この年にミスっていたら今でも試験を受けていたかもしれません。
運を呼び込むためではありませんが、最後の最後は神頼み。
試験勉強の気晴らしに、いろんな神社でお参りし、お守りを買いました。当然、試験にはカバンの中に忍ばせていました。試験前には先祖のお墓参りにも行きました。
今までゲン担ぎなど気にしたことも無かったのですが、今から思うとギリギリまで追い込まれていたのでしょう。でも、こうしたゲン担ぎで気分的にプラスになるならゲン担ぎもした方が良いと思います。
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