トップ⇔ボトム活性化とは?

社長のトップダウンに従業員がボトムアップで応え、業績向上のスパイラルをつくる!!

トップ⇔ボトム活性化の概念図

①トップダウンの設計

従業員への指示に根拠や裏付けはありますか?どんな目標を達成するための指示ですか?
その目標は貴社の戦略と合致していますか?その戦略は貴社の方針や理念を実現するものですか?
全てのトップダウンは、経営目標を達成するための手段です。
そして、経営方針や経営理念を実現するものでなければなりません。

②ボトムアップ ~現場の声・情報・アイデア~

世の中の変化が速い昨今、消費者の嗜好や消費行動の変化も激しくなっています。
世の中の動き、消費者の動きを肌で感じ、情報を持っているのは実際にお客様と接点を持つ営業マンです。製造や開発部門で、従業員が心にしまっているアイデア、企画。
従業員の持つアイデアや情報を引き出し、最大限に活用する。ボトムアップにはこんな可能性が秘められています。

③ボトムアップ ~改善・改革~

ボトムアップのもう一つの効果。
それは、従業員が自ら実施する改善・改革です。
自分の担当業務を自らの手で生産性が上がるように、売上が上がるように、効率が上がるように変えていきます。
従業員の自主的な改善・改革は、従業員の承認欲求(認められたいという欲求)、自己決定欲求(自分で決めたいという欲求)を満たし、自分自身の有能さを自覚することで、自信と積極性を生みます。
それは業務への大きなモチベーションとなります。

④経営のブラッシュアップ

従業員からのボトムアップを基に経営戦略や戦術のブラッシュアップを行います。
このプロセスによって、経営戦略は、変化の激しい時代に適合した最新型にアップデートされます。
従業員が業務レベルで行う改善や改革の効果と相まって、戦略は目標達成に向かい加速します。ここまでのプロセスが業績向上スパイラルです。

⑤業績向上スパイラルを回す

ここまで実現出来たら、あとはこの「業績向上スパイラル」を回していくだけです。
ここで重要なのは「継続」です。成果を焦るとついてこれない従業員が増えていきます。それでは意味がありません。
最初はゆっくり。でも徐々に業績向上スパイラルのスピードが上がります。回りだすと勝手に回る「業績向上スパイラル」の完成です。
周りを巻き込むその中心にいる台風の目は社長さんです。

トップ⇔ボトム活性化をより詳しく。 ⇒  トップ⇔ボトム活性化の5ステップ