補助金の電子申請化が進んでいます。

補助金の電子申請化が進んでいます。
申請そのものは便利になっていくと思いますが、その前に、いろいろ手続きが必要みたいです。
3月頃から始まる小規模事業者持続化補助金やものづくり補助金に向けて、必要になる可能性があります。
準備をしておきましょう。

補助金の電子申請の手順概要

補助金の電子申請がすぐに出来れば良いのですが、その前に、「GビズID」の取得の必要があります。
本来、電子申請には「電子証明書」というネット上の本人確認ともいうべき証明書が必要です。
身近なところではマイナンバーカードが電子証明書にも使えます。
しかし、これからはID・パスワードがあれば、一部の電子申請が可能になります。
可能な電子申請の一覧は以下のようになっています。(GビズIDホームページより)

この表の一番上にJGrantsというサービスが載っていますね。
ここから補助金の電子申請が可能となります。
そして、JGrantsを使うには、「GビズID」が必要です。

つまり、まずは「GビズID」で、IDとパスワードを取得する必要があります。

「GビズID」の取得には時間がかかる!!

では、「GビズID」の取得方法を見ていきましょう。(gBizIDホームページより https://gbiz-id.go.jp/top/

補助金の申請を行う「JGrants」の場合、「gBizIDプライム」のID・パスワードの取得が必要になります。gBizIDプライム作成ボタンをクリックすると、

こんな感じでフォーム画面が出てきます。それほど難しい内容ではないので、記入に困ることは無いと思います。

記入しなければならない内容は、
法人番号(法人のみ)
法人名/屋号(法人は記入不用)
所在地
代表者名・フリガナ・生年月日
アカウント利用者情報として、
利用者氏名・フリガナ・生年月日
連絡先郵便番号・連絡先住所
部署名
連絡先電話番号
メールアドレス
SMS受信電話番号(ショートメールメッセージを受信できる電話番号ですね)

ここまで記入したら「申請書作成」ボタンを押します。

ん?申請書作成? 普通は間違えが無いか確認して「送信」ですよね。
つまり、紙の文書で出力して、郵送する必要があるのです!!
ウッソー!? と私も思いました。

紙で出力して、登録印鑑を捺印し、日付を記入。そして印鑑証明書を添付して郵送する必要があります。
電子証明書を不要とする代わりに、印鑑証明をつけることで本人確認をするということでしょう。
なので郵送の必要があるのですね。

その後、2週間!の審査を経て、晴れてgBizIDの取得となります。
これはあくまで標準処理期間だと思うので、私の場合は1週間もかかりませんでした。
でも、2週間と言われている以上は2週間かかることを想定して動かなければなりません。
補助金の期限ぎりぎりから申請しても無理ということです。

ここからようやく補助金申請 JGrants

gBizIDを取得できたら、ここから晴れて「JGrants」で補助金申請が出来るというわけです。(JGrantホームページより https://jgrants.go.jp/

紙での補助金申請に慣れていると、少し混乱してしまいます。
この春の持続化補助金やものづくり補助金でも、おそらく電子申請のみとなるようです。

でも、どんなことでも過度期は多少戸惑うものの、やはり便利な方向に動いてもらうのは良いことです。
ご紹介したホームページも、今までのお役所的な分かりづらく、カッチカチのホームページではなく、すごく分かりやすいと思いました。

皆さんも是非とも電子申請にチャレンジしてください。

それと、法人と個人事業主では手続きが少し違いますので、よくご確認くださいね。

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