抹茶スイーツと業績向上スパイラル

まず、私の親類縁者の話で恐縮ですが、ちょっとおもしろい話です。
私の姪っ子の話。

姪っ子は抹茶スイーツが大好きです。コンビニやスーパーのスイーツコーナーで抹茶スイーツを見つけたら両親にねだります

私もそれを知っているので、たまに会う時のお土産は抹茶スイーツです。
すると、「また買ってきて!」笑顔で喜びます

でも、本当は甥っ子もいるのです。

甥っ子も抹茶スイーツは好きなのですが、本当はチョコレートのほうが好きらしいのです。なので、抹茶とチョコのスイーツをお土産にすることにしました。
でも、お店の売場で抹茶スイーツを見ると、反射的に姪っ子を思い出し、お土産にしようかなと思ってしまうのです。チョコではそうならない。

その差は何なのか?

この話、トップ⇔ボトム活性化に関係ある? 組織開発や組織活性化と関係ある?  大アリです!

経営に例えてみましょう。

うちの姪っ子に経営者に例えてみましょう。私が従業員です。

☆経営哲学(経営理念・経営方針等の行動指針となるもの)
抹茶スイーツが好き。求めている。

☆経営哲学の周知徹底(トップダウン)
抹茶スイーツを見るたびに両親にねだる。(周知)
親戚や周囲にも周知される。(周知)
抹茶スイーツしかねだらない。(経営哲学からブレない 徹底)

☆経営哲学の実行を求める(トップダウン)
抹茶スイーツを両親や私にねだる。(経営哲学に沿った指示を出す)
「また買ってきて」と笑顔で喜ぶ。(継続的な実行を求める 成功の共有 モチベーション向上 適切な報酬)

☆従業員(私)の行動につながる(ボトムアップ)
抹茶スイーツを見れば姪っ子を思い出す。(組織文化の醸成)
抹茶スイーツをお土産にしようとい、購入する。(思考・行動として組織文化が根付く)
あそこのお店の抹茶パフェが美味しかったよと会話する。(情報のボトムアップ 風通しの良い組織)

☆業績が向上する(業績向上のスパイラル)
ことあるごとに、抹茶スイーツをお土産にする。(既存事業の業績向上)
会話していた抹茶パフェが美味しかったお店に連れていく。(新規事業への参入)

 

ということで、姪っ子は業績向上のスパイラルを確立しているのです。
甥っ子を差別しているつもりはありません。公平にチョコレートにも対応しています。
でも、上で記した一連のプロセスが甥っ子は弱かったのかもしれません。

組織文化として私の思考にまで根付いているのは抹茶スイーツです。

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