9月21日は再構築補助金第3回公募の締め切りでした。
当事務所も申請支援を行い、今は一息ついているところです。
「今は一息」なんて書くと、十数件も申請支援をしたような感じですが、実態はほんの数件だけです。
補助金申請を専門的に業務にしているコンサルタントは一度に多くの案件を抱えておられるようです。ネットで広範囲のお客さんからの依頼に応えておられるコンサルタントも多いですね。検索かければたくさん出てきます。
残念ながら私にはそういうことが出来ません。というのも一件の申請にかける時間と手間が大きいのです。単純に私の段取りが悪い・能力が無いのかもしれません。
でも、お客さんの考えや思い、仕事への情熱なんかを聞き取り、それに対してアドバイス差し上げ、納得する申請(事業計画)にするにはやっぱり時間がかかります。
ネット経由で経営者さんのお話をじっくり伺えない状態での補助金申請ってどのように支援するのでしょうか。残念ながら私には出来ません。
「これでOK」と申請書を仕上げても、見直したら「いや、こうした方が良いやん。」と何度も書き直します。
ブラッシュアップと言えば聞こえが良いですが、妥協しないと言えばこれも聞こえは良いですが、仕事の効率としては問題ありますね(笑)。
ものづくり補助金とか再構築補助金とか、金額が大きく申請者も多い場合は採択率30%くらいでしょうか。
逆に言えば70%の申請は採択されないということです。残念ながら私の支援した申請もすべて採択されているわけではありません。なので、例え採択されなくても「この補助金申請で上村と一緒に作った事業計画どおりに経営を進めたら業績が良くなった。」と言われる事業計画を作りたい。そうなると経営者さんと何度も打合せやディスカッションが必要です。
補助金申請の書類を作ればよいだけなら、補助金申請に必要な情報だけを伺えば書類を作って申請は出来ます。でもそれでは本当に経営者さんのお役には立てないと思っています。
だから時間と手間がかかるし多くの依頼は受けられない。
遠方のお客さんの依頼もお断りすることがあります。顔を合わせての打合せを重視しているので。リモートでも良いのですが、「今から来て!」とか「これから伺っても良いですか?」って気軽に訪問できれば理想です。
もちろん、遠方のお客さんでも打合せが十分できる環境と状況であればお受けしていますのでご相談くださいね。
第4回の再構築補助金も、そんな感じで少しのご依頼に集中し、何度も書き直しながら(苦笑)、経営者さんのお役に立てるよう頑張ります。
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