部下を怒ることのリスク

平和な日本に暮らしていると想像もできない悲惨なことが起こっています。
一刻も早く平和が訪れることを願います。

ロシア プーチン大統領に関する噂

ロシアのプーチン大統領に関する本当なのかわからない、いろんな未確認情報がニュースで飛び交っています。

その中で、プーチン大統領からの叱責を恐れて、諜報機関や軍部等からはプーチン政権にとって都合の良い情報だけを報告していたのではないか?という話があります。
それが原因で、ウクライナへの侵攻はウクライナ国民から歓迎されるとか、数日でウクライナを降伏させることが出来るとか、プーチン大統領は本当に考えていたのではないか?という報道もあります。
事実がトップに伝わらないということの恐ろしさを示しています。

部下への怒りは百害あって一利なし!

こういったことは一般企業でも見られることです。
人間だれしも怒られるのは嫌です。ヤンチャ坊主の時代なら怒られることに慣れていても、一人前の大人になり企業で主力として働く年齢になってまで怒られているようでは心が折れます。

例えば仕事でミスをしたときの報告。ただでさえ自責の念で心が折れそうなときに、追い打ちをかけるかのような上司の叱責。
ミスを隠したい、自分だけで処理したい、そんな気持ちになっても当然です。

部下を怒ることで発生するリスクとして、
①正確な情報が上がってこない
②イエスマンが増えて、自身の誤りを指摘されない
③部下は自分で判断することに恐怖心を持つようになり、指示待ちが増える
④部下のメンタルヘルス上の問題発生

怒ることは百害あって一利なしと言っても良いです。

では、部下が不適切な行動をとった場合は?
指摘する・教える・考えさせる。
これで良いのです。

怒りを抑えて冷静に、言葉で理解・納得させるには理論武装も必要です。
そして、理論武装の為には会社の理念・方針・戦略等がしっかりと示されていなければなりません。企業内の全ての判断材料は、企業理念・方針・戦略等から導き出されるものです。

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