全国に非常事態宣言が出ました。
直接的に生活を支えるインフラとしての役割を持つ企業は忙しい状況かもしれません。ですが、間接的に生活を支える飲食業や旅館業、娯楽に関連する企業は非常に厳しい状況に置かれています。
これらの企業以外でも、命に直結しない、贅沢品に分類される製品を製造・供給している企業も同様です。
これらの経営者さんが今なすべきことは?
まず、第一に事業の存続をはかる取組。
資金繰り、資金調達、です。
従業員を雇っている場合、雇用調整助成金の申請。
持続化給付金等の各種助成金の申請。(4月17日時点では申請方法などの詳細は決まっていません。)
都道府県や市町村単位で独自の支援策がある場合があります。
融資の申請も検討しましょう。返済の負担を考えると躊躇せざるを得ない場合もあると思います。しかし、事業を継続させるためにはリスクを取る勇気も必要かもしれません。
また、店舗や事務所の賃借料の負担も大きいです。
貸主に支払いの猶予や減額を求めてみるのも必要です。もちろん、貸主側も大きなダメージを負っている可能性があります。綺麗ごとですが、そこはお互いの助け合いの中で妥協点が見いだせたらすばらしいと思います。
第二に経営者さん自身の健康・気持ちを保つ取組。
事業の存続で手いっぱいで精神的にも非常に厳しい状態であると思います。
少しの現実逃避、息抜きも必要です。
時間があるなら普段は忙しくて手が出せない5Sやクリンリネスに取り組んでみては如何でしょうか。
お客様に来てもらう、喜んでもらうことがまるで悪のような扱いを受けます。何もできない状態です。何もできない、前に進めない状態というのは精神的に辛くなります。
何もできないときに、せめて5Sやクリンリネスを行うことによって、気持ちが楽になります。少しでも前に進んでいるという前向きな感覚を持つことが出来ます。
事業継続の方策を考えるのは当然ですが、そればかりでは精神的に耐えられなくなります。
一時、厳しい現実を横に置いて、5Sやクリンリネスに集中する。
現実逃避かもしれませんが、お金をかけずに前向きに出来ることを毎日の仕事の中に取り入れることで、気分が少し楽になります。
コロナ終息後のスタートダッシュに向けても行っては如何でしょうか。
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愚痴でも良いです。
お話を聞かせてください。
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